すべての患者さんに満足を
平成26年6月、当院は群馬県高崎市日高町に開院しました
医院として 「最先端の医療を提供」し、「地域医療に貢献する」のはもちろんですが、もっと具体的にわれわれの目指すところを 患者さん伝える言葉はないか? ありきたりではありますが、「すべての患者さんに満足を」という言葉を選びました。 病気を治療し、患者さんに「満足」していただくだけではなく、当院ではさらに「納得」して「満足」していただく、ということを目標として日々の診療を行っていきたいと、考えております。
病院を受診して、だれもが不安な気持ちになったり、よくわからないけれど促されるままに診察室をでる、という経験をします。 不安な気持ちになるのは自分の病気がどんな状態がわからない、医師やスタッフの説明が事務的で、使う言葉が難しくてわからないということが原因として挙げられるでしょうし、ときに、自分の希望がうまく伝わらず、望んている医療行為が受けられなかった、ということもあるでしょう。
当院では問診や診察前後の説明に時間を割き、すべての患者さんがしっかりと疾患や治療内容を理解し、納得の上で治療が受けられるような体制づくりを目指したいと思います。
・医師も含めた各スタッフが知識の共有を徹底し、各人が同レベルの応対・説明ができる
・むずかしい言葉の使用は避け、はじめて眼科の病院を受診した人でも十分できるような説明を行う
この二つを実現できるよう、医師・スタッフともども準備を行っております。
まず第1歩として「白内障の説明書」を近日中に作成し、ホームページでも公開する予定です。だれが読んでも同じように白内障の病気や治療を理解できるものを目指しています。
まゆずみ眼科医院
黛 豪恭
このたび、平成26年6月6日、高崎市日高町に眼科のクリニックを開院させていただくことになりました。
「目」、「眼」は体の大きさに比べれば小さな器官です。しかし、その役割は「ものを見る」だけではありません。 春、きれいな桜を見れば心もはずみますし、初夏の鮮やかな緑にさわやかな気持ちになります。また、冬の夕暮れにはさみしい気持ちになることもあるでしょう。 「眼」がものの形、光を感じるだけではなく、人の感情にも密接なかかわりがあるのです。
小さな「眼」にもいろいろな症状があります。「疲れて見えにくい」、「眼が赤くなってメヤニが出てきた」などの自覚症状が比較的はっきりしているもの。そしてゆっくりと進行する白内障や緑内障のように自覚症状はあまりないけれど、少しずつ見えにくくなっていくもの。 どんな症状であっても不安になったり、日常生活に支障をきたしたす原因となることがあります。
わたしたちは患者さんひとりひとりの声に耳を傾け、「眼の症状」の原因をていねいに探っていきたいと思います。そして、美しい景色を再び楽しむお手伝いをさせていたければ、幸いです。
平成26年6月1日
まゆずみ眼科医院
院長 黛 豪恭(まゆずみ ひでやす)